日曜日以来、ずっと落ち込んでいる。ブログを書かなければとは思うのだが、なかなか書けない。せっかくシーズンが開幕したというのに、気分はブルーである。
理由は、はっきりしている。シーズンの初戦で主力選手がバタバタと倒れてしまったからである。1年、人によっては2年がかりのリハビリ生活に耐え、やっと試合に出るところまで漕ぎ着けたのに、再び故障。試合が始まってすぐ、まだ汗をかくところまでもいかないうちに相次いだ出来事だった。
故障し、担架で運ばれたのはチームのリーダーばかり。さあやるぞ、と決意も新たにシーズンに臨んだのに、その初っぱなの戦いで負傷してしまった選手たちの心中を思うと、かける言葉もない。
もちろん、悪いことばかりではない。QB三原を中心にしたパス攻撃は成功率100%。4年生WR陣の充実とあいまって「すごい!」としかいいようがないできだった。スーパーサブのQB加納も、ほかのチームなら堂々のエースQBとして働けるパフォーマンスを見せてくれた。
それだけではない。期待の新人WR松原は、登場してすぐに2本続けてTDパスをキャッチした。2本とも相手DBを完全に置き去りにした独走TD。本番に強い、というスターに不可欠の資質を見せてくれた。
守備も格段に成長し、安定感を見せつけた。早川、國方を中心としたDL陣は素早い出足でQBサックを連発したし、LB佐藤が率いる2列目、3列目の守りも完璧といってよかった。吉井兄弟や善元、桜間など1年生も次々に登場し、非凡な所を見せてくれた。
これで落ち込むなんて、贅沢を言うにもほどがある、としかられそうだ。
けれども、そんな素晴らしいパフォーマンスが相次いだ初戦も、けが人の方が気になって、全然喜べなかった。次からの戦いに思いを馳せると、悲観材料ばかりが胸を横切り、とてもブログを書くどころではなかった。
いまも気持ちはブルーである。けれども「ピンチはチャンス」と呪文のように繰り返し、なんとかそんな気分に折り合いをつけて、パソコンに向かっている。
そう、ピンチはチャンスである。
スタメンに名前を連ねる選手が負傷したということは、彼らに代わって出場機会を得られる選手にとっては、願ってもないチャンスである。主軸選手が治療に専念している間に、スタメンを奪いとる機会が転がり込んできたのだから、それを確保してしまえばいいのである。練習のための練習ではなく、試合に出るための練習、試合で活躍するための練習を心掛け、自らの力を養えばいいのである。
幸いファイターズには、豊かな資質を持っている選手が少なくない。まだ体力的に無理だからとか、経験が浅いからとかいうことで、2枚目以下の立場におかれていた有望な選手が何人もいる。選手層の厚いパートにいるため、出場機会が得られず、才能を開花させる機会に恵まれなかった選手もいる。
そういう選手をどんどん登用し、チャンスを与えればよい。「家貧しくして孝子出ず」という言葉もあるではないか。ふだん、試合に出る機会のない選手が、チャンスを与えられて、思わぬ活躍をするということだって、十分に考えられる。
主力選手のけがというピンチは、才能を発掘するチャンスであるという発想で、チームを挙げて発奮してもらいたい。
幸い、シーズンは始まったばかりである。立命戦まではまだ時間がある。これもある意味では幸運である。いまからでも遅くはない。チームに埋もれている才能豊かな選手を発掘し、チャンスを与え、存分に鍛えようではないか。
僕は、けがをした主力選手の1日も早い回復を心待ちにするとともに、新たに起用する選手たちの成長を祈ることで、なんとかブルーな気持ちに折り合いを付けようとしているのである。
2007年09月06日
(21)ブルーな毎日
posted by コラム「スタンドから」 at 19:31| Comment(4)
| in 2007 Season

’00甲子園ボウルでは雨で足元を掬われました。近年では、’04関京戦、その後にはまた、雨に泣きました。この時は、甲子園の前売り券を無駄にした人も多かったと思います。
今季は下馬評で2位と予想されてもいます。逆境に強いのもまた、FIGHTERSの特長。チーム一丸となって、栄冠を掴んで下さい。KGファンという日本一の応援がついています。
※管理人より
一部変更させていただきました。
最前列の関学のベンチ前で観戦しました。
選手の顔、声、全部伝わってきました。
岡田キャプテン、怪我にもかかわらず、試合中、立ちっぱなしで、ライン陣を指導。
三原君、ベンチに下がった4Q、下級生のミスには、容赦ない叱責。
今年のKGは大丈夫と判断しました。
関学とは、FIGHTERSとはそういう集団だと僕は信じています。試合に出てナンボ、怪我をしたから不貞腐れるというような考えを持った選手は居ないと思います。正直僕もサイドラインのテントの中が気になって仕方がありませんが、試合中は全ての思いを選手達に託し彼らの背中を押してあげましょう。