2017年08月30日

(19)強いのか、弱いのか

 2017年シーズンの初戦、同志社との試合は、何とも評価の難しい結果に終わった。
 スコアは28−0。これだけを見れば、守備が踏ん張り、攻撃もそこそこ頑張ったと評価する人もいるだろう。逆に、下位チーム相手に28点しか獲得できなかったのか、という人がいてもおかしくない。相手が思いの外強かったのか、それともファイターズの仕上がり状況に問題があったのか。
 ちなみに過去5年間、秋の初戦のスコアと対戦相手を見てみよう。16年度は同志社を相手に35−7、15年度は桃山学院大に50−0、14年度は同志社に54−0、13年度は大阪教育大に77−3、12年度は近大に55−6で勝っている。毎年、試合の行方が見えてきた段階でどんどん新しいメンバーを投入しているから、最終的な得点を比べても、チームの本当の強弱は分からない。けれども、秋の初戦、前年の下位チーム相手に、前半、1タッチダウンしかとれなかったということ近年、記憶にない。
 もちろん、相手があってこその試合である。ファイターズの状態に関係なく、相手が想像以上に強かったとか、手の内がつかめなかったとかの事情はあるだろう。実際、前半は同志社がパスとランを組合わせて果敢な攻撃を仕掛けてきた。第3ダウンロングという状況でも、びしびしとパスを決め、パスを警戒すればランで中央を突破してきた。
 逆にファイターズの攻撃は、立ち上がりこそQB西野からのオプションピッチを受けたRB山口が66ヤードを独走してゴール前6ヤードに迫り、最後はRB富永が4ヤードを走り切ってTDに持ち込んだが、それ以降は鳴かず飛ばず。攻撃は相手守備陣に上手く立ち回られて突破口が開けないし、守ってもどこかにほころびが出る。
 そうこうしているうちに、攻守ともにのびのびとプレーする相手にペースをつかまれ、2Qの後半は完全に受け身に回ってしまった。何度もダウンを更新され、2Q終了間際にはゴール前3ヤードにまで追い込まれた。相手の攻撃は第2ダウン。ランプレーが進んでいたので、真っ向から3度続けて攻められてら、どうにもならない局面だ。ところが、相手は意表をついてパス。それを1年生LB海崎がインターセプトして何とか窮地を脱した。
 もしも、この場面で相手に押し込まれていたら前半は7−7。勝負は後半にもつれ込む。交代メンバーを出すゆとりもなく、先発メンバーを中心に必死のパッチで立ち向かわなければならない状況に追い込まれているところだった。
 ハーフタイムで気持ちを締め直したのか、第3Qに入るとファイターズが覚醒する。自陣33ヤードから始まった最初の攻撃で、西野からWR松井へのパスが続けて決まり、簡単にハーフラインを超える。そこで西野が山口へショベルパス。キャッチした山口が巧みに相手守備陣を突破して一気に47ヤードを駆け抜けTD。K小川のキックも決まって14−0。ようやくファイターズが主導権を握る。
 次の攻撃シリーズではQB西野が2度の独走で64ヤードを稼いでゴール前に迫り、最後はRB高松が4ヤードを走り切ってTD。続くシリーズも西野から松井へのパスなどでゴール前8ヤードに迫り、そこから再び高松が走ってTD。あっという間に28−0と引き離した。
 点差が開いたところで、ファイターズは攻守とも次々に交代メンバーを起用。ようやくいつもの開幕戦らしい姿になってきた。相手も点差を詰めようと、結構思い切ったプレーコールをしてきたが、それが思い通りに進まず、逆に交代メンバーとして出場したDBの森下と渡部に立て続けにインターセプトを喫した。
 もしも、第3Qの途中まで、前半と同様の緊迫した試合が続いていたら勝負はどうなっていたか。もしも山口の独走TDがなかったら、西野の2度に渡る独走がなかったら、と考えると、いまでも背筋が寒くなる。
 そう考えるのは、僕だけではない。鳥内監督は試合後、「オフェンスもディフェンスもかみ合っていない。このままやったら、桃山戦も危ない、京大には絶対に勝てない」と記者団のインタビューに答えていた。場内で放送を担当していた小野ディレクターらも同志社の健闘を称えつつ「京大戦は厳しい試合になりそうですね」と放送していた。スタジアムで観戦されていたファンの方々も似たような感想を持たれたのではないか。
 そういう状況を受け止めたのか、試合後の選手たちの表情が暗かった。こんなはずじゃない、という思いもあっただろうし、自分のプレーに納得がいかなかったのかもしれない。グラウンドのあちこちで深刻な表情で話し込む選手たちの姿が、思い通りに運ばなかった試合の結末を象徴しているように思えた。
 しかし、反省は必要だが、落ち込んでいる場合ではない。自分たちのチームの現在地が確認できたことがこの日の収穫である。その現在地は、自分たちが予測していた場所とはかけ離れているかもしれないが、まだまだ時間はある。1日、1時間を有効に使って、必死懸命で取り組めば、可能性は無限に広がる。
 この日の試合で明らかになった問題点を一つ一つ解消し、ライバルたちを上回る知恵と工夫を重ねていこう。そうして、道を切り開こうではないか。頑張ろう!
posted by コラム「スタンドから」 at 07:22| Comment(3) | in 2017 Season

2017年08月23日

(18)実戦が人を育てる

 いよいよ今週末から2017年のシーズンが始まる。ファイターズ初戦の相手は同志社。27日午後5時、王子スタジアムでキックオフ。校歌にある「いざ いざ いざ いざ 上ヶ原ふるえ」の時期到来である。
 夏の合宿が終わり、いよいよシーズンが始まるこの時期になると、自分がグラウンドに立つわけでもないし、チームの指揮を執る立場でもないのに、やたらと気持ちが高ぶってくる。そして、無性に昔の武人に関係する本が読みたくなる。宮本武蔵の「五輪書」、勝海舟の「氷川清話」、西郷隆盛の「西郷南洲遺訓」。山岡鉄舟の伝記も読むし、通俗的な中里介山の「日本武術神妙記」も読む。いまや古書店でも手に入らないといわれる山田次朗吉の「剣道集義」というマニアックな本も手元に置いて、時に応じて目を通している。
 この手の本は何度読んでもワクワクする。時には自分に喝を入れてくれる文章に出会えるし、背筋を伸ばして生きるためのヒントもあちこちに転がっている。何よりもその昔、武士が天下を握っていた時代の彼らの心情、息づかいが感じられるのが興味深い。
 一体お前は何者か、と言われそうだが、何者でもない。ただの新聞記者である。もう少し詳しく言えば、読書とアメフットの観戦、そしてファイターズの諸君の成長に特別の関心を持っている新聞記者である。
 そういう素性だから、シーズンが始まるとなれば「出陣」に当たっての準備として、歴史に名を残す武人の妙技や心構えに、活字を通して触れてみたくなるのである。
 そうした書物の中で、今季、一番ピリッときたのが山岡鉄舟が明治の初年、三島の龍澤寺に参禅していたとき、住職の星定禅師から与えられた「動中の工夫は静中に勝ること百千万億倍」という言葉である。
 蛇足ながら紹介しておけば、山岡鉄舟とは幕末から明治の初期に活躍した下級幕臣。「ぼろ鉄」と呼ばれた暴れん坊で剣の達人。幕府が江戸城を無血開城する際、急きょ駿府まで走り、攻め寄せる薩長軍の参謀、西郷隆盛と談判して15代将軍、徳川慶喜の意向を伝え、勝海舟と西郷隆盛の「江戸無血開城」の会談を成功に導いた影の立役者である。禅の修行にも傾倒し、明治新政府では西郷隆盛から乞われて明治天皇の侍従となり、教育係を務めた。書にも堪能で各地の寺院などにその雄渾な書が伝えられている。
 本題に戻る。「動中の工夫は静中に勝ること百千万億倍」とは、佐藤寛氏の「山岡鉄舟 幕末維新の仕事人」(光文社新書)によると、臨済宗中興の祖と言われる白隠禅師の言葉であり、日常のなか、現場の荒波にもまれてこそ、座って禅をする以上の意味があるとする言葉だという。
 アメフットに置き換えて言えば「実戦という場での工夫は、練習中に勝ること百千万億倍」ということではなかろうか。さらに言えば、練習をしっかり積んで実戦に臨めば、百千万億倍の意味があるという風にもとれるのではないか。
 試合が人を育てる。練習のための練習ではなく、試合でこそ生きる練習を積め。そうして実戦に臨めば、突然、覚醒することがある。実戦で互いに骨と骨をぶつけ合い、魂を完全燃焼させる中から見えて来る世界がある。そのとき諸君のステージは、もう一段も二段も上がっているはずだ……そのように僕は理解し、この言葉をファイターズの諸君に贈ろうとしている。
 考えてみればよい。昨年度の大学王者といっても、ヘルメットをとった素顔を見れば、それぞれ20歳前後の大学生である。体は十分に鍛えられているが、それでもまだまだ発展途上。技術も精神力も完成形にはほど遠い。これからなお3カ月、4カ月と鍛錬を重ね、試合での経験の一つ一つを成長へのステップとしてさらなる高みに登っていかなければ、目標の日本一には到達し得ない。
 アメフットは、チームスポーツである。個々の選手が成長するだけでは、究極の成果にはつながらない。試合に出る選手全員、それを支えるスタッフ全員が昨日よりも今日、今日よりも明日へと成長曲線を描いていかなければ、当初の目的は達成できないのである。
 逆に、チームで活動するすべての面々がその役割を完全に果たせるようになれば、昨年以上に充実したチームができあがる。そうなれば、例えライバルが例年以上に戦力を整えてきたとしても、十分に戦える態勢が整う。
 そういうチームをどのように構築していくか。そう考えたとき「動中の工夫は静中に勝ること百千万億倍」という言葉が意味を持ってくる。「実戦で鍛えなさい、実戦は覚醒する好機」と説く白隠禅師の言葉が、胸に突き刺さってくる。
 2017年シーズンの開幕に当たり、この言葉をファイターズの諸君にお贈りしたい。
posted by コラム「スタンドから」 at 09:43| Comment(1) | in 2017 Season

2017年08月15日

(17)夏だ!合宿だ!

 お盆の休みを利用して、ファイターズが合宿中の鉢伏高原・かねいちやを訪ねた。お盆の帰省客で中国道が身動きならないことを予測して朝の5時前に西宮の自宅を出発。途中から小雨が降ってきたこともあって、ゆっくり走ったが、それでも午前7時頃には到着。差し入れの品物を玄関口に運んでいる間に、Vのメンバーが次々にグラウンドに顔を出し、早々に朝の練習が始まる。
 早いね、と聞けば、JVのメンバーはもう朝の走り込みを終えましたよ、という返事。朝の涼しいうちにさっさと練習に取り組み、それから朝食、仮眠、昼食、ミーティングと進んでいくという。夕方の練習はJVからスタートし、Vのメンバーも6時頃には練習を切り上げて夕食、そしてミーティングと進行していくそうだ。
 睡眠と休養、栄養補給の時間をたっぷり確保し、いつも元気いっぱいの状態でトレーニングに励む、というのがファイターズのスタイル。それは、夏合宿でも貫かれているようだ。聞くところでは、従来はかねいちやで、選手・コーチ全員が寝泊まりしていたが、昨夏からは近くの民宿も確保して分散宿泊を取り入れている。部員が増えたこともあるが、少しでもゆったりと休める環境を確保したいというチームの方針らしい。
 こんな風に書いていくと、なんとなく「ゆとり合宿」を想像される方があるかも知れない。けれども、実際の練習が始まれば、そんなにゆったりした進行ではない。マネジャーの号令と同時に分刻み、秒刻みで練習メニューが進行し、集散もすべて駆け足。JVが練習している間はVのメンバーが周辺の空いたスペースを利用して体を動かしているし、Vのメンバーの練習が始まればJVのメンバーは同様、ゆっくりとクールダウンに励んでいる。安全を優先しながらトレーニングの効果を上げるという難しい課題を、コーチやトレーナーの経験を基に試行錯誤しながら手にしたファイターズならではの合宿風景である。
 そういう練習振りをグラウンドのあちこちを歩き回りながら見学する。春のシーズンに活躍した選手が元気にやっているか。まだまだ発展途上の下級生の中に、どんな才能が眠っているか。昨年のチームをリードしてきた4年生が大量に卒業し、その後を埋め、それ以上の活躍をしてくれそうなのはどんな顔ぶれか。けがで春のシーズンには目立った活躍ができなかった選手達の回復具合はどうか。そんな課題を探りながら見ていると、単調に見える練習でも、見所はいっぱいある。
 グラウンドの練習だけではない。練習後の振る舞いも注意深く観察し、双方を重ね合わせると、いろんなことが見えてくる。この選手は今季、必ず頭角を現すと公言したくなるような選手も少なくない。
 そしてもう一つ、僕には楽しみがある。選手達が休んでいるときに、手の空いたコーチとゆっくり話し込めることだ。ロビーのソファーに座ってコーヒーや水を飲みながら、とりとめもない話をするのが僕にとっては、フットボールの本当の魅力を勉強する時間になる。
 先日は、ランニングバックのブロック練習を見ていた感想を担当の社会人コーチ・島野さんに話すと、僕が想像もつかなかった返事があった。具体的な内容はあえて省くが、コーチが個々の選手の取り組みを自分の目で確認し、その力量を確実に把握しているからこそ言える言葉だった。そしてその言葉を通して、僕はそのコーチの指導法を垣間見たのである。
 つまり、自身が確認した選手の発達状況に基づいて、一人一人の力を伸ばすために何をどう教えるか、どのタイミングでより高い水準の要求をしていくか、という点を個別、具体的に考える。一律にこうしなさい、このようにしなければダメというのではなく、それぞれの選手の技量、体力の発達状態に応じて、その時点で一番優先すべきことを考え、最適なやり方でそれを指導するのである。
 当然、感情に任せて選手を怒鳴ることもない。選手も萎縮せず、何度も何度も反復練習を続け、その課題を克服しようとする。練習台になっている選手も、相手が手応えのある動きをしたときには即座に「いまのはいい感じや」「よっし、いけてる」と声を掛ける。選手自身の努力と仲間の協力、そしてコーチの適切な指導によって人が育っていく現場を見て、これがファイターズのフットボールだ、これがファイターズの歴代のメンバーが育んできた文化だという思いを新たにした。
 第3フィールドの練習を何度見ても、何度夏の合宿に参加しても、そのたびにこういう発見があるからファイターズというチームは素晴らしい。今週ももう一度、早朝から日帰りで鉢伏まで車を走らせる予定にしている。
posted by コラム「スタンドから」 at 20:20| Comment(1) | in 2017 Season

2017年08月02日

(16)夏の勉強会

 8月1日。前期の試験も、試験後の短いオフも終わり、勝負の夏がスタートした。
 例年通り、顧問の前島先生によるお祈りで士気を高め、気持ちを新たにして秋のシーズンに向けての練習が始まる。僕は仕事のため参加できなかったけれども、部員たちが朝早くからグラウンドに集合し、先生の言葉を聞いている様子がホームページにアップされている。
 8月になったばかりだが、今季は27日に秋の初戦が始まる。途中に鉢伏高原での長い合宿を挟んでいることを考えれば、上ヶ原のグラウンドでの練習時間は限られている。上級生、下級生を問わず、その時間をフルに使って自らを鍛え、仲間と高めあって秋に備えてもらいたい。
 勝負の夏はしかし、上ヶ原のグラウンドだけではない。西宮市の某所では毎週金曜の夜、明日のファイターズを担ってくれるはずの高校生諸君が9月に迎える推薦入試に備えた勉強会を続けている。これは毎年、高校の1学期の期末試験が終わるのを待ってファイターズが開催。いわゆるスポーツ推薦やAO入試で関西学院を目指し、課外活動はファイターズと決めて挑んでくれる高校生を対象に、僕が講師となって小論文の書き方を指導する集まりである。
 勉強会では、決められた時間内に所定の字数で小論文を書かせ、それを持ち帰って添削し、簡単な講評を付けて返却する。その作業を毎週のように繰り返し、書くこと、表現することに多少とも自信を持って本番の入試に臨んでもらおうという仕組みである。
 2003年度卒業の池谷陽平君や平郡雷太君が高校3年の時、当時、リクルートも担当されていた小野宏コーチの提案で始めた勉強会だから、もうかれこれ20年近くになる。最初の年はこの2人だけで、僕もまだ朝日新聞で論説委員の仕事をしていたから、夕方、大阪・中之島の本社に来てもらって、マンツーマンで指導していた。
 50年間、ずっと新聞記者を続けてきたから、文章を書くことには慣れている。学生時代には高校の教員を志望し、国語の教員免許も取得していたから、教えることにも多少の自信はある。実際、いまも関西学院で「文章表現」の講座を担当しているくらいだ。
 けれども、当時は高校生を教えるなんて初めて。何のマニュアルもなく、全くの手探りだった。幸いその年は、教えられる側のレベルが高かったから、何の問題もなく勉強会は進行し、終了後は社内の喫茶室やビルの地下にある喫茶店でフルーツパフェやカレーを食べながらおしゃべりをしていた。
 そうこうするうちに、推薦入試の受験生は年々増え、いつの間にか10人を超えるようになった。その間に僕も新聞社を定年退職したから、今度はチームのスタッフに西宮市内に会場を借りてもらい、少しまとまった形で勉強会をするようにした。それが現在も続いており、毎年7月から8月末にかけては、この勉強会が僕の夏のメーン行事になっている。
 こんな風に書いていけば、なんだか大層な役割を果たしているようだが、実際はそうではない。どちらかと言えば、ファイターズを目指し、入学後はファイターズの屋台骨を背負ってくれる高校生と、文章の指導を通じてあれこれ話をしたり、同じ目標を持った彼らが仲間内で話していることを横から聞いたりしていることを楽しんでいるといった方が正しいかも知れない。
 70歳をとっくに過ぎたいまも、僕は新聞記者の仕事を続けている。毎週、コラムを書き、週に1本の社説も担当している。物事を観察する力には、それなりの自信もある。そんな人間が、普段、全く付き合いのない高校生の話の輪に加わり、あれこれと喜びや悩みについて聞かせてもらえるのだから、まさに「棚からぼた餅」である。ありがたいご褒美である。
 全く予備知識のない相手であっても、ほんの断片的な話をするだけで、相手の性格や気質について想像が広がり、入部後の姿が何となく浮かんでくる。人と出会い、話を引き出すのを仕事にしている人間にとって、こういう想像ほど楽しいことはない。それが普段、ほとんどつきあうことのない高校生、それも特定の高校ではなく、それぞれ背景の異なる高校で学んでいる少年たちとの会話の機会となると、お金を出しても買いたいくらいだ。
 本当は、この勉強会に参加している高校生一人一人の名前を挙げ、彼らの書いた文章を紹介したり、性格の素晴らしさを書き連ねたりしたい気分だが、そういうことは実際に入学すれば、いくらでも機会はある。
 いまは、ファイターズのコーチやリクルート担当者が今年もいい選手を各方面から見つけ出してくれたこと、ファイターズを志望してくれる彼らが毎週、しっかりと課題を仕上げていること、この集まりで初めて顔を合わせた者同士が旧知のように和気あいあいと過ごす時間を持っていること、それを報告するだけにしておきたい。彼らが入学できれば、きっと、ファイターズを支え、リーダーとして活躍してくれるに違いない。
posted by コラム「スタンドから」 at 12:56| Comment(3) | in 2017 Season